紅茶について

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セイロン紅茶とは

セイロン紅茶

セイロン・ウヴァは香りのよい標高1,300m以上の場所の高級紅茶で、地元の方が最も美味しいと言うのがBOPFです。
Fはファニングと言って、日本茶で言うところの「芽茶」で濃厚な味わいには定評があります。
弊社の紅茶は、有機JAS認定・USDA(米農務省)有機認定・EU有機認定・ハラール認定を取得している「無添加・無香料・無農薬」の紅茶です。
2019年3月国際フェアートレード認証も取得している安心・安全の紅茶です。

セイロンティーの歴史

紅茶と言えば今では世界の誰もが聞いたことがある「セイロンティー」「リプトン紅茶」ですが、2人の人物を語るとセイロンティーの歴史が理解できると考えます。
それは「ジェームス・テーラー」と「サー・トーマス・リプトン」の2人です。

【ジェームス・テーラー】紅茶の父

セイロンティーの生みの親と呼ばれているジェームス・テーラー(1835年~1892年)はスリランカの紅茶産業の礎を築いた人です。今から150年ほど前のスリランカでは、紅茶ではなくコーヒーの生産が盛んに行われていました。
スコットランド人のジェームス・テーラーは、コーヒーのプランテーションで働くためにスリランカのキャンディに行きました。しかしながら、1860年代になり「さび病菌」が一体に広まりコーヒープランテーションが衰退していき、それにともない紅茶の栽培が試みられるようになりました。
ジェームス・テーラーも1867年に紅茶の栽培を始めました。そして、茶葉から最良の香りを引き出すための栽培方法や処理の仕方について試行錯誤を繰り返しました。結果として、その手法が農園に広がり、ロンドンの紅茶市場で高い評価を受けるようになりました。
その後、ジェームス・テーラーはスリランカでの紅茶栽培に生涯をかけ、製茶機械などを開発し工場を建設して最良のセイロンティーを世界に広めて行くことに繋がっていきました。
紅茶の歴史に興味のある方は、街自体が世界遺産であるキャンディの郊外にある紅茶記念館を訪ねてみるのも良いでしょう。ジェームス・テーラーの功績や遺品が展示してあり、実際に当時使用された研究器具・道具も展示されています

【サー・トーマス・リプトン】紅茶王

スリランカの紅茶が世界で知られるようになって来た頃、1890年にトートス・リプトンは、紅茶を求めてセイロン島(現スリランカ)に旅立ちました。
その後、ヌワラエリアの南に位置するウヴァのハプタレーエリアに広大な土地を購入し紅茶農園を開きました。そして、この農園でインドのアッサム種を栽培し、ブレンディグなどの技術を取り入れかつてない爽やかな風味の紅茶を生み出しました。これにより、スリランカ産紅茶の人気と知名度を高めていきます。それが、リプトンが「紅茶王」と呼ばれる所以です。
また、リプトンの紅茶はリーズナブルな価格で質も良い言われ広まっていきます。「茶園から直接ティーポットへ」というキャッチフレーズのもと、大衆が気軽に楽しめる飲み物として大成功しました。この功績によりリプトンは、イギリスのビクトリア女王から王室御用達の栄誉を受け、リプトンは「サー・トーマス・リプトン」と呼ばれるようになりました。このリプトンが、世界的に有名なイギリスの紅茶ブランド「リプトン」の創業者です。

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